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23時。
部屋に聞こえてきた甘い声に俺は息を飲む。
声は、隣の敷地に停まるクルマの中から。
そっとベランダから駐車スペースに降り、
申し訳なさ程度に立つ衝立から侵入、
中を覗いた。
クルマの後部座席には
ルームライトに照らされた裸の彼。
俺が一目で惹かれた、魅力的なー。
「も、もっと‥‥、奥、突いてッ!」
彼の尻に男のモノが
深々と刺さっているのが見えた。
彼は鳴き声を上げ、男の首筋に両腕を回す。
そして同時に男の腰に足を絡め、
より深く繋がろうと腰をグラインドさせる。
絶対にこれ以上いたらダメだ。
そう思いながらも、動けなかった。
息を殺し、喉の渇きを感じながら
敏感に反応する下半身を持て余した。
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