8人が本棚に入れています
本棚に追加
ふたりは話しながら登校をし、学校についた。
「あ!隼人君!おはよ!」
隼人と晃が学校につくと、隼人の周りに女の子が集まってきた。
「みんなおはよう!」
隼人は笑顔で周りの女の子たちに挨拶をした。晃は暑苦しかったのでコソコソと隼人から離れようとすると、
「あ!晃〜。俺のカバンも持ってといて〜。」
そう言うと隼人は晃にカバンを投げた。と、周りにいた女の子がぼそっと言った。
「晃ってなんでいつもなんで隼人君にくっついてるの…。」
その子はそう言うと、晃のことを睨んだ。晃はびっくりしていそいで教室へと向かった。晃は、陰キャでメガネをかけている本当にモブらしい。それなのに、重要キャラと幼馴染という設定なのでとても疲れている。
「はぁ…。」
晃がため息をつくと、前の席の女の子が話しかけてきた。
「朝からどうしたの?また、隼人くん?晃くんも大変だね…。」
その子は比奈という女の子で誰に対しても優しい女の子だ。
「そうなんだよ…。もう困っちまうよ……。」
晃にとって唯一、悩みなどを話せる子だ。
「何か困ったことあったらすぐに言ってね。私、できる限りのことするからね!」
比奈はとても笑顔が可愛く、みんなからモテている。
最初のコメントを投稿しよう!