目が冷めたらBLゲームの世界でした。

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ふたりは話しながら登校をし、学校についた。 「あ!隼人君!おはよ!」 隼人と晃が学校につくと、隼人の周りに女の子が集まってきた。 「みんなおはよう!」 隼人は笑顔で周りの女の子たちに挨拶をした。晃は暑苦しかったのでコソコソと隼人から離れようとすると、 「あ!晃〜。俺のカバンも持ってといて〜。」 そう言うと隼人は晃にカバンを投げた。と、周りにいた女の子がぼそっと言った。 「晃ってなんでいつもなんで隼人君にくっついてるの…。」 その子はそう言うと、晃のことを睨んだ。晃はびっくりしていそいで教室へと向かった。晃は、陰キャでメガネをかけている本当にモブらしい。それなのに、重要キャラと幼馴染という設定なのでとても疲れている。 「はぁ…。」 晃がため息をつくと、前の席の女の子が話しかけてきた。 「朝からどうしたの?また、隼人くん?晃くんも大変だね…。」 その子は比奈という女の子で誰に対しても優しい女の子だ。 「そうなんだよ…。もう困っちまうよ……。」 晃にとって唯一、悩みなどを話せる子だ。 「何か困ったことあったらすぐに言ってね。私、できる限りのことするからね!」 比奈はとても笑顔が可愛く、みんなからモテている。
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