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「‥‥はあ、は、あ‥‥こ、こんな‥‥」
ズボンを履いていてもわかるくらい、
お尻は射精した精液で濡れて気持ち悪い。
息も絶え絶えに、男と目を合わせた。
「佐橋、まだ?もう時間ないよー」
不意に背もたれの後ろから頭を出したのは、
どうやら男の友達らしい。
色素の薄い髪と瞳を持つ超絶イケメンだ。
「川瀬、悪いな。見張り番してくれて」
川瀬と呼ばれた彼が向かい側の座席に座り、
僕に微笑みかけてきた。
「ねえ、キミなんていう名前?」
「あ、葵です」
「名前、かわいいね。あのさ、お兄さんたちと
アナルSEXしない?お泊まりになっちゃう
と思うけどさ」
「‥‥はい」
「じゃあ、支度して。電車降りるよ」
佐橋と川瀬に連れられ、C駅で降りた。
自宅の最寄駅の3駅手前。
降りたことがなかったので、
辺りをキョロキョロしていたら
2人に笑われた。
「さすがに高校生をホテルには
連れ込めないから、うちに来て。
その代わり、警察には言わないでよ?」
川瀬は佐橋と同じ大学に通う同級生で、
ヤリ目的のため2人暮らしをしていると
言った。
「俺たちはどちらも挿れたい派だから
ネコちゃんを連れ込んでるっていう訳。
というか、普段はちゃんとゴムしてる
から、病気は心配しないでね」
佐橋も川瀬に負けず、なかなかの美形。
この2人ならいくらでも相手はいるだろう。
僕はコンビニでジュースとサンドイッチを
買ってもらい、歩きながら口にした。
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