第二章 桜の丘

2/5
前へ
/8ページ
次へ
そう言うとぱっと私の腕を掴み走っていく。 「おい!まてっ!」 「平助の足じゃ追いつかないだろ。三番隊!追え!」 「一に手柄取られるくらいならころんだほうがマシ!!5番隊も続け!!」 振り返ると遠くから浅葱色?水色?の羽織が見えた。よく観光ショップに売っている新選組グッツだ。 いい年下大人が何をやってんだか。 そう思いながらもキチガイには捕まりたくはない。 黙って男についていった。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加