Daydream〜花火大会の夜〜

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きっかけは、些細なことだった。 目の前の通りは 花火大会に急ぐ人々で賑わっていて、 近所だからちょっと行ってみるかと 浴衣を着てひとり歩いていた。 「岸野」 聞き慣れた声がして振り返ると、 中学の同級生の川瀬由貴が微笑んでいた。
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