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川瀬を押し退け、逃げようとしたが、
川瀬は僕の腰を抱き寄せ、耳元で囁いた。
「ねえ。ちょっと貸してくれる?」
何を貸すって?と訊く間も与えられず、
僕は川瀬にあっさり唇を奪われた。
それは人生で初めてのキスだった。
口の中に容赦なく侵入してくる川瀬の舌。
息ができない。
深くて長いキスを施され、
次第にカラダの力が抜けていく。
一方、川瀬の両手は僕の浴衣を捲り上げ、
尻を揉み始めていた。
いったい何が起きているのか。
僕のトランクスの上から
尻穴を撫でながら川瀬が呟いた。
「かわいい声、聴かせてよ」
浴衣は腰の辺りまで捲られ、
川瀬によってトランクスを引き下ろされた。
ぷるんと音を立てて出てきた勃起済の
僕の陰茎を確認した川瀬は、
「もしかしてこんなことされたかった?」
と満面の笑みを浮かべ、僕の陰茎を握った。
「や、やだ!!」
「ははっ。嫌かあ、かわいいな」
「それっ、やだぁ‥‥!」
陰茎の先端を指先で押し潰される。
僕の意思に反してカウパーが染み出す。
こんなこと絶対に許してはいけない。
それなのに、どうしよう。
‥‥すっごく、きもちいい!
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