『幻の地下ダンジョン奥深く、伝説のレストランは実在した!!』

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「よし! みんな、準備はよいか!?」 「はい! 準備よし!」  苦難と危険が予想される出発を前にして、緊張と興奮をその太い眉に(みなぎ)らせる川岡ひろし隊長の檄が飛ぶ! それに神妙な面持ちで応える隊員達にもまた、取材のプロとしての誇りと、サバイバルのプロである隊長に向けられた敬意と信頼が(ほとばし)っているっ!  東京から遥か離れたロケ地へと出発した隊長以下グルメスペシャル取材班は、空路でロケ地へと向かう。そして、先行して現地入りしていた機材班と合流した。  ここから先は危険な海を渡り河を遡る、そして道なき陸路をジャングル奥地にある目的地目指し進まなければならない。頼れるのは、現地のガイドのみ。しかし、目的地に到達してからが取材の本番なのである! 「よし! 行くぞ!」 「はい!!」  こうしてグルメスペシャル取材班は、幻のダンジョンがあるというジャングルへと足を踏み入れたのであった。
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