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様々な瓦礫が散乱した廃墟を手分けして探索する。
「おい、足元に気を付けろよ!」
「はい!」
現地のガイドによると、ここにはかつて寺院であった。だが、危険な生物が増えはじめた為に、放棄されたのだという。
もたらされた情報どおり、地下ダンジョンを覆い隠す建物は確かに存在した!
取材班スタッフは、廃墟と化した寺院を入念に調査する。内部には、様々な物が散乱していた。
「隊長! こんな物がありました!」
「これは人の骨じゃないか!」
これはいったいどうしたことであろうか! なんと、人のものと思われる骨が散乱しているのである、取材班に戦慄が走る! この人骨と思わしき骨は、いかなる事情でジャングルの奥深くに散乱しているのか!? 真実は物言わぬ骨にしかわからない。取材班は、骨を丁重に元あった場所に戻し、祈りを捧げた。今できることは、死者の眠りを妨げた事を詫び、祈りを捧げるしかないのである。
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