1人が本棚に入れています
本棚に追加
闇に光を差し込みたかったのだ
本当は
刑務所の中という闇に生まれ
闇に死んでいく
俺は正義という光を差し込みたかった
正義こそ愛
そう思っていた
そのせいで人が死んでも
それこそ神の剣
愛だからこそと思っていた
俺は愛を知らなかったのか
そんなの嘘だ
俺は愛を与えていたはずなのに
法の正義という愛を
それなのに
疎まれ、避けられる
なんだこれは
挙句の果て
それは違うと否定される
これから
どうしろというのだ!
星よ
神の目でもある星よ
あなたが教えてくれたのではないんですか!
世の中には法という絶対的なものがあるのだと
私は貴方の教えに従っていたのではないんですか!
その愛を信じていた私はなんなのですか!
前は星を通じ答えてくれていたはずです
貴方を疑ってしまった私にはもう答えてくれないのですか
そんなの酷すぎます
これから私は暗闇に落ちていくでしょう
でもできること
できることであればもう一度貴方に会いたかった
最初のコメントを投稿しよう!