先生が

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先生が

叫びを聞いて駆けつけた・・担任の先生、校長先生たくさんの先生が僕を囲むように立ちはだかった感じです。 それから小一時間後におばあちゃんとおじいちゃんが僕を迎えに来ます。 校長先生がおじいちゃんに説明しています。 おじいちゃんは校長先生に深々と御辞儀をしてます。 そしておじいちゃんは校長先生と担任の先生に話します。 「娘は先程亡くなりました」 『それじゃ先程の車の男性はお父さんでは無いのですか?』 ・・おじいちゃんが言葉少なく校長先生に話します。 「・・なんと言うか・・孫の父親は数年前に亡くなっています  きっと娘が亡くなったので・・孫をもしかして迎えに来たかも  しれません!」 保健の先生が僕の携帯のLINEをおじいちゃんに見せます。 おじいちゃんとおばあちゃんはビックリしています。 「・・娘・・この子の母親は病院に運ばれた時から意識不明でした   だから・・携帯を操作することは出来ない・・筈です・・」 僕は・・お母さんが亡くなったので・・お父さんが僕を迎えに来たと思うのです・・そんな僕にお母さんは・・LINEで逝かないでって言ったと思います。
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