『氷』
1/1
読書設定
目次
前へ
/
1ページ
次へ
冬の朝 通学路の途中の ひしゃげたバケツ バケツの中に氷が張る 円形の氷 へっへー氷だ氷だ お調子者が氷を取り出し 夢中になって 校門まで小刻みに蹴り進む ククク 俺は込み上げる笑いを堪えた その氷は俺の小便だ 昨日の下校時 どうにも我慢できずに あのひしゃげたバケツに 放尿したのだ
/
1ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!