メイド隊の遭難〜隊員達を救え！〜

孤独のノーナ

＊なおヘイズは特別出演させていただいていてチイさんのメイド隊のお話には一切登場しません。

ノーナは彼の書いた絵、小説をチラ見する。

上手いと言う訳では無いがどこか引き込まれるような魅力がある。

味があると言った感じだろうか。

後、小説は内容は破天荒だが受ける人には受ける内容でまた、世の中のリアルに忠実とも言える表現が為されていてノーナ的にはユーモアが感じられる作風に感じられた。

「ちなみに俺、のぞのぞさんとも交流があるんだぜ」
とヘイズは言いだした。

「そうなんですか、それでその人の作品も読んであげたりしてるんですか？」

ノーナは少しヘイズと言う男が気になりだした。

のぞのぞの小説読んであげられる程心の広い人なのかな？と思いすらした。

しかし「生憎今はペナルティ食らっちまって中々交流出来ないんだがな」とヘイズは自虐。

「ペナルティ？」
「あぁ、俺は噂されてる通り無頼者でな。隊員憩いの場とも他の隊員と折り合いが悪くてペナルティ食らっちまったんだ」

そう語るも表情はどこか楽しげである。

「悔しくないんですか？」とノーナ。
「何度もそう言うことがあるから逆に吹っ切れちまった。だがそのおかげで俺はタフになれたんだと思うぜ？」

そう言うとヘイズはニカッと笑顔を見せた。