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「何ですかそのリアクション…」
「何でもないよ何でもないよ何かな?」
「ちょっと…」
フットは明日香から席を外させる。
そして次いでチイチイが
「あ、ウチ用事思い出した」
と言って席を外した。
「ちょっと私一人!?待ってよチイチイ!」
ニコニコはチイチイを追う。
そして2人きりになりフットは扉をそっと閉めた。
(ちょっと待ってちょっと待ってちょっと待って?この子また付き合ってくださいとか言い出すんじゃ?どうしようどうしよう!?)
明日香は心臓止まるかと言うほど鼓動を鳴らしてその場から固まる。
「あの、明日香さんっ!「ラララ〜♪」
フットが赤面しながら言おうとした時明日香は踊り出した。
「ちょっと真面目に聞いてくださいよ!」
「あ、ごめんなになに!?」
改まって咳払いしフットは明日香を見据える。
「明日香さん、あの…あの…っ!」
「うぎゃぎゃあぃんうぴいいいぃぎょぎょーーーんびゎゎゃゎぶゃあああんひいぃひいぃチイチイKEIさんっ KEIさんっぐききききゔぃーーーゆゔぃーーーん!!!っさてこれは誰の真似でしょーーー!?」
明日香はすっとぼけの悪あがきをかました。
「ちょっといつまでふざけてんですか!?」
フットは怒声を上げる。
「あぁごめんね。何かな何かな?」
明日香は取り繕う。
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