イーダ自信を無くす

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スイーツ城にもカウンセラーが置かれており、メイド、執事達の悩みをチイチイが聞く事になっていた。 チイチイは今シエリの悩みを聞いている所だ。 「私人が苦手で妹のサリーナにもそんなところが駄目って言われるんです」 「人の輪に入るんて大変やなわかるわかる。でもでも、勇気を持って入っていき、そうしたらみんな受け入れてくれるよって!」 チイチイは的確なアドバイスをシエリにする。 「そうですね頑張らなきゃ、チイチイママありがとうございます!」 「その粋や頑張ってや!」 シエリへの叱咤激励で締めくくるチイチイ。 「さてとさてと、次はイーダはんやな…」 コンコンっとそこでノックが入る。 「どうぞ「ど…どもです…」 猫背で頼りない青年、イーダが入って来た。 「なんや相変わらず辛気臭いなビシッとせんかい!」 とチイチイは言う。 「すみません…」とイーダ。 「まあ良えわ。あんさんの悩みを言ってみて?」 とチイチイは聞いた。
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