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「僕が今教育係だと言うのはご存知かと思いますが僕はそこで後輩に笑われたり注意されたりで…」
イーダは歯切れの悪い言葉でチイチイに悩みを打ち明けた。
「そりゃなぁイーダはんあんさんはそんな態度やから後輩に舐められるんや。チ○ポついとるんやったらもうちょっと堂々とせなあかんで」
「それが出来たら苦労はしないですよ…」
とイーダ。
「しかししかし、それは執事やメイドなら誰でも通る道や。のぞのぞもカマンも、入りたての頃は頼り甲斐の無い子やったけど先輩を続けてあんなに強くなれたんやで」
「僕にも出来るでしょうか…?」
「出来る出来る!頑張ってみ!」
チイチイはシエリにしたようにイーダを元気付けた。
「そう言われれば僕にも出来るような気がしてきました。ありがとうございます!」
イーダの表情に生気が戻りチイチイに感謝を投げかけた。
「応援してるでー」
チイチイは背を向けるイーダに手を振った。
「はぁママも楽や無いわ」
チイチイは栄養ドリンクを飲みカウンセラーの業務を続けた。
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