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のり子「ほう、れん、そう・・・お、美味しそうな名前ね、ってよく見たら私と同じ学校の制服じゃない!LINE交換しましょう!」
義高「ごめん僕機械駄目で携帯持ってないんだ。本当だよ」
のり子「じゃあ、家電は?」
義高は、紙に番号を書き渡す。のり子は名刺を取り出し渡した。義高は名刺をじっと見ていて何か考えていたが知らんふりして。
のり子「学校に行く道が分からなかったの。一緒にいきましょ」
義高「もしかして方向音痴?学校はあっちだよ」
のり子「そうなんだ、いやー毎日遅刻して困っているのよね」
義高「毎日ってやばいんじゃ」
のり子「義高だって遅刻じゃない」
義高「僕は早退してきたんだよ。この辺は霊が集まりやすいから頭痛が酷くなるんだよね。でも祓ったから治ったし、学校まで案内するよ」
のり子「助かる!家こっちなの?」
義高「ああ、そこのアパートだよ」
トサカ「のり子!早くしないとまた留年するぞ!」
のり子「そうだった!義高お願い!」
のり子が手を合わせてお願いすると義高の式神のリーダーらしき、ほうがのり子の前に出る。
ほう「待て、義高は熱があるわしが連れて行こう」
義高「大丈夫だよ。僕もう治ったよ」
ほう「本当にもう平気なのか?」
義高「ほうは心配しすぎだよ。急ごう芦屋さん」
のり子「のり子でいいわ。でも、案内はトサカに任せるわごめんなさい無理させたみたいで。
行くわよトサカ!義高今日良かったらお見舞いに行くわ!そういえば苗字教えてよ」
義高「安倍だよ。のり子」
のり子「安倍・・・」
のり子は惚けていた。あの、安倍晴明のなんて、思わなかったからだ。
トサカ「のり子」
のり子ははっとし、これ以上遅刻するわけには行かないと行こうとする。
のり子「義高学校が終わったら行くわね!」
その後のり子は放課後のチャイムがなった時チャイムがなった。また、二年生をしなければならない事が決まった。
雪の舞い散る日の事だった。
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