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第一章
学校に向かうはずが人気のない公園に来てしまった。芦屋のり子18歳。留年2年目遅刻しすぎて学校に辿り着けない事多々。すべては、方向音痴のせい。
のり子「あーもー、トサカどっちに行くんだっけ?」
のり子の式神トサカが姿を現すニワトリの姿で。そして、のり子の問いに答える。
トサカ「馬鹿だな!こっちは反対方向だぞ。だからあれほど俺の話を聞けと言ってるだろ」
のり子「反対方向・・・また遅刻決定だ」
のり子は芦屋道満の子孫そのせいかは定かではないが、迷う先に悪霊に出くわす。
のり子「また、悪霊?ってあの子」
悪霊の前に金髪ショートの同級生くらいの子が立っていた。
のり子「悪霊が消えた!?もしかしてあの子」
のり子は、男の子に近づく。金髪のショートカットの男の子がこっちを振り向いた。
のり子「君もしかして私と同じ陰陽師?」
「そうだよ。僕も同じ陰陽師」
のり子「やっぱりそうなんだ!私は芦屋のり子このニワトリは式神のトサカ」
「芦屋?・・・僕は義高だよ。この子達は式神のほう、れん、そうだよ」
義高の隣に三匹の猫が姿を現す。
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