1/104
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/104ページ
「おはよう!」 静かな心地のいい声だ。声のする方を見ると金髪で青い目の美しい男がソファーに座っている。まだ私は夢の中か?美しい男だ裸にしてみたい。 「教授お目覚めかな」 「え、夢では無い?お前は誰だ泥棒か?何処から入って来た!」 「普通に玄関から、鍵かかってなかったから」 「お前は何者だ」 「キースと申します!教授をお迎えに来ました」 「私を何処に連れて行こうというんだ」 「失礼します」なにやら首にあてられた。 眠らされたらしい、拉致されたようだ。 目覚めたときは何処かの城の中、ドアに鍵がかかっていて出れない。窓も開けられない、窓の外は霧で何も見えない。 いったいここは何処なんだ?私はこの先どうなるんだ!不安でいるとドアが開いてあの美しい男が入ってきた。 「キース、私をどうするつもりだ!ここは何処だ?」 「ここはカリス星、地球からは随分離れている」 「え!お前は宇宙人か?」 「そう、地球人とは身体の仕組みはそっくり星も双子みたいにそっくりだ」 「その宇宙人が私に何のようだ?」 「それは女王に聞いて下さい。この服に着替えて、女王に会わせます」 執務室に連れて行かれた。中には優しい笑顔の女王と端正な顔だちのがっちりした男がいた。女王の笑顔を見てなんか少し緊張がほぐれた。
/104ページ

最初のコメントを投稿しよう!