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「キース命令だ!私の身体を洗いなさい」 命令ならば仕方がないキースは渋々裸になった。 「王子、湯加減はいかがですか?」 「丁度いいよ、気持ちいい。お前も横に来なさい」 キースが横に来ると王子はキースの肩を抱いた。 「王子何をするんですか」振り払おうとしたが離さない。 「普通に男同士、肩組んでいるだけだろ!お前、何警戒しているの?」 「警戒なんかしていません、ちょっとびっくりしただけです。これ肩組む感じじゃないですよ」 「キース、ふたりきりの時は名前で呼んでと言ったでしょう、友達なんだから」 「でも私は王子の近衛兵なんだから」 王子が突然キスしてきつく抱きしめてきた。 「あ、やめてオーエン」 「ふ、やっと名前で呼んでくれたね」 「え!それだけのために?あ〜心臓ドキドキした」 「ええ?そうなの?じゃあ、もっと抱きたい!ずーと我慢してたんだから」首筋を舐めてもう一度キスしながら下を触った。 「ああ、私は戦士なのにこんなことしていてはダメなのに、教授に触られてからおかしい。このような行いが心地いい!ああ〜オーエン私はどうなっちゃったんだ?」 「キース私の部屋に行こう!我慢できなくなっちゃった続きはベッドでやろう、もっと気持ちよくしてあげる」 キースは軍服もみだれたまま王子に引っ張られて王子の部屋に引き込まれた。
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