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後ろから抱きついてきた。キースは心臓がドキドキして身体が反応してしまう。
「ああ〜だめ!あんな事はもうだめなんです。私は近衛隊長、部下への面目がたたない」
王子はそんなことお構いなしに愛撫してくる。
「ああ〜だめ〜!」キースは王子を押し退けて慌てて服を着て部屋から出て行った。
王子はキースに拒否されてがっかりした。昨夜のキースはいったいなんだったんだ?私を好きで受け入れたのではないのか?嫌われたのか?王子も混乱した。
キースは教授に呼ばれ研究室にきた。
「キース、検査するよ!子宮あるかな?卵巣もあるかな?楽しみ」
「教授は楽しそうだね」
「なんかキース元気ないね!悩みがあるんだったら聞くよ」
「なんか混乱してるんだよ!どうしていいかわからない!教授と一緒に地球に行っちゃおうかな」
「でも、キースはこの星を救いたいんだろう?そのためならなんだってするんだろう?」
「そうだった!一番大事な事だった。教授ありがとう」
「さあ、検査するよ!しっかり子宮はあるね、卵巣もあるけどもう少しで正常に働くね。初潮も来そうだ!避妊はしないと妊娠する可能性はあるよ」
「え!昨夜、王子と避妊しないでやっちゃった」
「え〜!もう処女あげちゃったの?それで悩んでいたのか」
「うん、王子とあんな関係になるなんて近衛隊長としてありえない」
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