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「おはよう!」
静かな心地のいい声だ。声のする方を見ると金髪で青い目の美しい男がソファーに座っている。まだ私は夢の中か?美しい男だ裸にしてみたい。
「教授お目覚めかな」
「え、夢では無い?お前は誰だ泥棒か?何処から入って来た!」
「普通に玄関から、鍵かかってなかったから」
「お前は何者だ」
「キースと申します!教授をお迎えに来ました」
「私を何処に連れて行こうというんだ」
「失礼します」なにやら首にあてられた。
眠らされたらしい、拉致されたようだ。
目覚めたときは何処かの城の中、ドアに鍵がかかっていて出れない。窓も開けられない、窓の外は霧で何も見えない。
いったいここは何処なんだ?私はこの先どうなるんだ!不安でいるとドアが開いてあの美しい男が入ってきた。
「キース、私をどうするつもりだ!ここは何処だ?」
「ここはカリス星、地球からは随分離れている」
「え!お前は宇宙人か?」
「そう、地球人とは身体の仕組みはそっくり星も双子みたいにそっくりだ」
「その宇宙人が私に何のようだ?」
「それは女王に聞いて下さい。この服に着替えて、女王に会わせます」
執務室に連れて行かれた。中には優しい笑顔の女王と端正な顔だちのがっちりした男がいた。女王の笑顔を見てなんか少し緊張がほぐれた。
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