「よろしくお願いします」

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 そのゲームは、規模が小さかった。参加者は約200人。そこでは、新しくプレイしに来た新人には、皆で挨拶をする、という風習があった。でも、日に日に規模は増え、そろそろ新人全員に挨拶をするのが面倒になった。  そこでとある奴が思い付いた。botで挨拶をしよう!と。 「よろしくお願いします」 この言葉に対し、「よろしくお願いします」と返すように、設定した。 結果、「よろしくお願いします」の嵐によって、そのゲームのサーバーはダウンした。
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