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一方、障害のない次男も来年度は中学生だ。
我が家の方針から、中受はさせなかった。
小学生のうちは存分に遊び、やりたいことを好きなだけやれ、というのが夫の考えであり、私も賛同している。
本人がやる意味を自ら見出し、自らやらねば乗り切れるものではない、と、身に染みている。
そこを無理矢理親が仕向けていくのは、たぶん違うな、と我々夫婦は考えている。
しかも、次男本人には若干ADHD、ASDハイブリッド気味の特性もある。これまで、好きなことには脇目も振らずに熱中したいだけさせてきた。
小説は好きじゃないが、文字びっしりの書籍も、ミリタリー関係ならばむさぼり読む。
今後、中学校という環境下で、うまく受験モードにシフトしていけるのか。
夫は「受かったとこに行きゃいい」と本気で思っている。令和のご時世に。
が、受験はしなければならない、というのは動かせない事実。
「お兄ちゃんも、受験することになった」
という衝撃的な事実が、のんきな弟をどう動かすのか、動かさないのか。
さて。どうなることやら。
多くは望まない。親が死んだあと、ちゃんと生きていければいい。願いはそれだけだ。
親亡き後が心配なのは、障害のある長男だ。
絶対に死ねない。
長男より長生きしたい。
2024.2.4
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