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とりとめのないつぶやき
障害者について語られる際、ごく自然に知的障害が除外されているのを感じる。そもそも、知的障害者は人間扱いされていないのではないか、というのを感じる。人間らしさ=知能 だと考えれば、知能に欠ける人は人間扱いされないのだろう。だから、子どもも迫害される。
ベビーブームならマジョリティが子どもだったのが、子どもが減り、接し方がわからない大人がマジョリティになったから、"見慣れない存在"への迫害は加速する一方だ。
障害者施設を減らす方針になり、いずれは長男も一人暮らしをするのだろう。
だが、彼のような中〜軽度の障害者にどのような支援があるのか皆目わからぬ。
親が死ねば保護されやすいとも聞くが、死ぬ前に、支援者に引き継ぎたいことだってある。
かと言って、うかつに成年後見人をたてられない。搾取されまくるケースもよく聞く。
だから、財産を残すな、が定石になっている。
なにもかもが信用ならん。
障害者扶養共済制度というのを国がやってくれていて、毎月掛け金を納めると、親の死後に支給してもらえる。障害年金や生活保護費は施設代でほぼ失われるから、少しでも生活の足しになればと毎月払っているお金。
これらが、息子の手元にちゃんと渡るのか?
誰が面倒見てくれるの?
悩みは尽きない。死ねない。
親が死んだあと、保護されなければ、ホームレスなり、刑務所なりで人生を終えるケースもある。切ないよなあ。きちんとした生活が好きだから、案外刑務所は性に合っている気もしているし、実際そうで、出所しても戻りたがる人もいるとか。最後のライフラインが刑務所って、なんだかなあ。なんとかならんのか。
怪我しないように、病気にならないように、健康であれ、と、めちゃくちゃ気を遣って育ててきたのに。子どもより1日でも長生きしたいだなんて。
だったら、お望みのまま好きなように暴飲暴食させ、好きなように猪突猛進に生きさせた方が幸せかもしれない、なんて、思いつつ、受験させている。何かを期待して。
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