貴方となら、地獄の果てまで一緒に居たいです。

4/10
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
レンタカーを手配して、さあ運転しようとしたら貴方は、ちょっと待って、と云い灰色のかかった白のちいさな入れ物を目の前でパカッとあけながら跪いて私を真剣な瞳でまっすぐ見あげながらこう云った。 『地獄の果てでも、君とずっと一緒に居たい、こんな僕と結婚してくれませんか』 おもわず笑みがこぼれた。 『喜んで!』 そして、なぜかふたりでずっと笑い合った。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!