貴方となら、地獄の果てまで一緒に居たいです。

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地獄行きになり、舌を抜かれ喋れなくなった。 地獄の光景は想像以上に地獄で、錆びた鉄と死臭と腐った生ゴミと吐瀉物と排泄物を混ぜたような悪臭とボロ雑巾のような服を着ながら地獄の使者に虐げられる子ども、後から知ったが親の借金苦で一家心中に巻き込まれたりいじめを苦に自ら命を絶った何の罪もない子どもたちであった。 プツンっと、なにかが、切れた音がした。 そのまま地獄の使者とやらを殴り殺し、それをきっかけに地獄に居る人たちで反乱を企て反乱軍を作り、私が指揮官となり閻魔大王を倒した。 閻魔大王を倒して、"保留中″として牢屋に囚われている人たちを解放した。 その中になぜか貴方が居た。 ──なぜ、どうして。 そう問いたくても、舌を奪われたから問うことができない。 意図を察したのか、貴方は説明してくれた。 『どうやら、判決は閻魔の気分で決まるらしいんだ』 なんとも胸糞悪いシステムだ。 『でも、閻魔倒しちゃったしさ』 『革命しちゃう?』 そう悪戯っ子のようにニッと笑いながら提案してきた。
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