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「コウくん、仕事忙しいって言ってたじゃん」
「そうだけど、まぁ…」
もぐもぐまだ食べてるし。片付けたかったのに。しょうがない。食べてる目の前に座った。
「別に無理やり来なくていいよ」
「ひどくないっすか？みやもっさん、俺に会いたくない？」
「コウくんとは電話で話してるけど」
「いやーそんだけじゃだめっすよ。みやもっさん片手間にしゃべるし」
「んーそうかな」
「会って話したかった」
「それより飯食って」
「はい。めちゃうめーっす！寿司最高！」
「それはよかったっす！」
コウくん、なんか痩せたなぁ。
老けたから？
「で、みやもっさん。俺…まじ、今、すごいやばい状況」
「なにが？仕事？」
「…それです。みんな続かない」
「なんで？」
「わかんねーすよ！そんで、みやもっさんの店はどーしてんのかなーって」
「俺の店？そんなの兄貴たちが勝手に働かせてるからわかんねーす」
「はぁ？あいつらみやもっさんの舎弟じゃないってか？」
「もちろんそーっすよ」
「まじ？俺にも斡旋して」
「…え。コウくんカタギなのに」
「みやもっさんだって」
「俺は辞めてるけど、兄貴には世話になってるから。それに、俺1人じゃなーんもできないし、任せまくってるんすよー」
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