65最終話

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 「いえ、責めているわけでは、もちろんです。あなた達の結婚は決まっていた事ですもの」  「ありがとうございます。母上。では私とルヴィアナは晴れて婚約者ということですね」  ランフォードは改めてルヴィアナが持っていた指輪を薬指にはめるとその指に口づけた。  ふたりは見つめ合いその顔は幸せに満ちている。  すぐそばでミシェルとマーサは本当に良かったと涙した。  
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