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「まず、かわいい!」
なるほど、太助はうなずきました。
「しかし、金〇もかわいいぞ」
「丸くてってことか」
「そうだ」
修二はキンタ〇のフォルムを思い浮かべました。たしかに。そう思った刹那、修二は己の頬をセルフで引っ叩きました。
「俺の彼女だって、まん丸顔だ! ポチャッとしてる所もピュアだ!」
腑抜けた自分に活を入れるように、修二は大きな声で反論しました。
「ポチャっとで言えば、金〇に叶うわけがない」
グヌヌ、修二は歯を食いしばりました。
「自然体で過ごしてて、日焼け止めなんかも塗らないから、肌の色がピュアだ!」
「金〇もそうだ」
太助は余裕しゃくしゃくで返してきました。修二は彼女とキンタ〇を頭の中で並べて肌の色を比べました。グヌヌ、またも修二は歯を食いしばりました。
「化粧ももちろんするけど、ナチュラルメイク、必要最小限なんだ!」
「金〇もそうだ」
キンタ〇の熱気にユラユラ踊るアレを思い描いて、修二は三グヌヌ目です。
「基本、物静かだけど、時には熱い想いをぶちまける。ピュア!」
「金〇もそうだ」
たしかに。中に秘められた白濁したものがビュアっとなるときがある。思い出しただけで修二は唇を尖らせてほっぺを膨らませてホフホフしてしまいました。そして四グヌヌしました。
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