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「発見」の効果で見つけたヒーリカ草は塀の外に位置する森に生息しているようなどこにでもある薬草だ。
せっせと採取してきて机の上に材料を並べた。
「意外と回復ポーションって簡単なんだな。」
「馬鹿。簡単にヒーリカ草から抽出できないから値段が高いんだよ。」
「でも俺スキルで速攻できるよ？」
「お前の『開発者』がおかしいだけ。」
「あーなるほどー。」
ふむ。どうやら俺のスキル『開発者』の中でもおかしい部類らしいな。まぁ、俺は平民だし？開発したいだけの農民さんだから面倒にはならないよね。
え？フラグ？いや、そんなん主人公が立てるものだからさ。もし立っててもフーラがなんとかしてくれるさ。
「おい。」
「､､､､､､」
「おい。おい！」
「聞こえない。」
「ちゃんと聞け馬鹿。」
「聞きたくない。」
「､､､。」
「､､､。」
「蘇生薬ってなんだよ。」
「あああああああ〜〜！！！」
「耳を塞ぐな！」
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