リーネ・フローリアからリーネット・アステリアへ

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「そうよ。リーネ、貴方はいつも明るいけれど、今は弱音を吐いても良いのよ」 「お母様、何をおっしゃいますの!気持ちを強く持てば、毒など私が倒してみせますわ!」 「だからね、リリも言った通り寝たきりで言われても説得力がありませんの」 「もうっ!お母様もリリも細かいことを気にしすぎですわ」 お母様とリリがため息をつく。 「そうね、リーネは明るいところが取り柄ですものね。それに頭もとても良いはずなのに、馬鹿な事ばかり述べて・・・」 「あら、それが一番大事なことでしょう?私、人生を誰よりも楽しんでいますわ。だからね、リリ、お母様、私とっても幸せですわ」 私はリリとお母様の方へ顔を向けて微笑んだ。
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