リーネ・フローリアからリーネット・アステリアへ

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「やぁ、目は覚めたかい?」 声の方を振り返ると、真っ白な服を着た少年が立っている。 「誰ですの!?」 私は驚き、声をあげてしまう。 すると、少年はニッコリと微笑む。 「うーん・・・この世界の中で一番偉い人かな?」 「??」 「まぁ、つまり君・・・リーネ・フローリアは死んだんだ。普通はこんなところに来ないんだけど、君は特別」 「実はね、馬車での不運な事故である女の子の魂が消えかけている」 「そこで君。君にはその子の身体に入ってほしいわけ」 「ちょっと待ってください。それでは、その女の子の魂はどこへ行くんですの?」 「あれ、理解が早いね?もっと、戸惑わないの?」 「あら、物事受け入れるのは早い方がいいですわ!」 「ふーん、やっぱ君が適任!」 「どういうことですの?」
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