緊張のプロポーズ

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華織と僕はお互いの大学に遊びに行くことがあって、ある日僕が華織の大学に行ったとき大学の構内で華織の友達に会うことがあった。 その時華織は僕のことを、 「私の彼の玲玖だよ!」 と友達に紹介してくれた。 そんな華織の発言に僕は、 (華織は僕のことを友達ではなく恋人だと思ってくれているのだろうか?) と感じて、少し嬉しい気持ちがあった。 大学を卒業してから華織は東京都内の商社に就職し、僕は東京都内の建設会社に就職したため華織との付き合いは続いていた。 華織は東京都内の大学の女子寮から賃貸アパートに引っ越しをして、僕も東京都内の学生向け賃貸アパートから会社の通勤に便利な賃貸アパートに引っ越しをした。 華織とは会社の仕事が終わってから待ち合わせをして飲みに行ったり、休日にはドライブしたりして楽しんだ。 華織と会っている時間は会社の仕事のストレスをすべて忘れて、心の底から楽しむことができると感じている。 華織は優柔不断な僕でもいつも笑顔で僕の傍にいてくれて、僕は華織と一緒にいるときはとても安心できる。 僕はひとりでは何もできないけれど、華織と一緒にいるときは何でもできるような気持になる。 僕にとって華織は、なくてはならない存在であることは間違いない。
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