緊張のプロポーズ

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26歳になった僕は、そろそろ結婚して落ち着きたいと考えるようになった。 もし結婚するなら僕のお嫁さんは華織しか考えられなかった。 そもそも僕は華織に告白すらしていない。 でも結婚を申し込むときくらいは、きちんとプロポーズしようと考えていた。 僕はプロポーズで自分の気持ちを正直に華織に伝えたいと考えていた。 そしてプロポーズをする場所やシチュエーションを頭に思い描いて、アパートの部屋で練習までした。 華織の指のサイズが分からなかったけれど婚約指輪も準備して、僕は華織へのプロポーズの準備をした。 いよいよプロポーズを実行するために、僕は10月の華織の誕生日の日に華織を食事に誘った。 待ち合わせ場所は東京スカイツリー駅で、当日は金曜日でお互いに仕事を終えてから18時30分に待ち合わせをすることになった。
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