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「玲玖、待たせてごめんね!」
華織は笑顔で僕に声をかけてきた。
今日は華織の誕生日で、僕にとっては大切な日になると思う。
「ううん、大丈夫だよ!」
僕も笑顔で華織を迎えた。
「今日はレストラン予約してあるからね!」
僕は華織をつれて東京ソラマチの30階にあるレストランに入った。
僕は東京スカイツリーが見える窓際の席を予約してあり、席に着くと華織が、
「スカイツリー、綺麗だね!」
と嬉しそな表情で、僕に言葉をかけてくれた。
ここでは、サラダ、パスタ、ステーキ、デザートといったそれぞれの料理を選んで、コース料理のように楽しめる。
飲み物は、華織が好きな赤ワインを注文した。
華織と僕は、食事をしながらいつものようにたわいない話で盛り上がって、お腹が満足したところで食後のコーヒーを注文した。
コーヒーを飲みながら僕は華織に、
「これ華織の誕生日プレゼント!」
といって、小さな四角い包みを手渡した。
「わぁ、嬉しい!
開けていい?」
華織の言葉に僕が頷くと、さっそく華織は包みを開けた。
中にはハートのネックレスが入っている。
華織はハートのネックレスを見て、
「かわいい!
ありがとう!」
と言って喜んでくれた。
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