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食事を終えてから僕は華織を連れて東武スカイツリーラインの東京スカイツリー駅から浅草駅に移動して、浅草駅から墨田公園に入った。
「ここから見るスカイツリーも綺麗だね!」
華織は喜んでくれているようだった。
僕はプロポーズしようと思っていて、緊張感が増してきて口数少なくなってしまった。
「玲玖、元気ないね!
どうしたの?」
華織が心配そうに僕の顔を覗き込んできたので僕は、
「ううん、大丈夫だよ!」
と答えた。
僕はスカイツリーが綺麗に見える場所を探しながら歩いていると、白いベンチが目に入ったので華織に、
「ここに座ろう!」
と言って、華織と並んで座った。
正面に綺麗なスカイツリーが見える絶好の場所だと思った。
僕は、
(よし、プロポーズしよう!)
と心の中で自分自身に言い聞かせて、立ち上がって華織の前に立って、ひざまずいた。
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