2人が本棚に入れています
本棚に追加
酔って帰って来た彼の専用ペットになりました
「僕は弥生の事が好きだ。」
彼はそう言って私に告白をしてきた。
勿論嬉しくて涙が止まらなくなり返事は決まっていた 。
「私も茉弘の事好きです!!」
涙を流しながら返事を返した。彼も微笑みながらキスをしてくれて心が満たされ幸せな気持ちでいっぱいだった。
その日から私たちは恋人同士になり、幸せな毎日を過ごしていた。
「茉弘おはよう!!」
「おはよう弥生。」
額にキスをするのが最近の彼のお気に入り。元男の私でも何がいいのか分からないけど彼が好きでしたいと言うのなら私は好きにさせている。たまに口にもしたりバカップル顔負けくらいにはラブラブしてる。
(ふふっ茉弘と私は同棲してるものこのまま結婚なんて事も有り得るかも知れない!!)
子供も出来て楽しく過ごして育児も一緒にしてやる事山積みだなぁ…でもそれも醍醐味だよね。
「はぁ………幸せ過ぎて逆に怖いな。」
それでも1秒1秒噛み締めて過ごさないとあっという間に時間が過ぎるかも知れないしこの1日も私たちにとっては宝物みたいな物だから大切にしなきゃね。
「あ、茉弘行ってらっしゃい!」
「行ってくる。いい子で待ってるんだぞ」
「もぅ私はいつもいい子で待ってるよ!」
時々意地悪を言う彼。それも込みで愛しい未来の旦那様なんだから。いつも私の事を第1に考えてくれる優しい人。だから好きになったし恋人にもなった。生理になった時も心配して駆け付けてくれて看病もしてくれるし。
「あ、いつの間にか行っちゃった」
様々な事を考えていたら彼の姿はそこになく私は呆然と立ち尽くしていた。
「はぁ、もっと茉弘と一緒に居たいな〜。」
ソファーに座りながらまた彼の事を思い浮かぶ日々。幸せだけどこの時間は退屈で何をするにもつまらなかった。
「ん?何これ??茉弘のかな?」
ふと机に置いてあった雑誌を見る。なんの雑誌なのか私には分からなかったが中を見ればもしかしたら彼の好みを知れるかもしれないと雑誌を開いた。
「え、コレ…………ってあれ……だよね」
その雑誌は雑誌では無く何と本で、SMプレイとでかでかと書いて見るからにいかがわしいものだと理解した。
(何で茉弘はコレを?あ……そう言えば……)
あの日、仕事仲間からとある本を押し付けられたと言っていた事を思い出したしかもどんな本かは言われなかった事と奇抜な色がが印象だった。
「ちょっとだけなら……いいよね?」
本を1ページずつ捲ると言葉責めにされている女性が描かれていた。見ただけでドキドキしていて、何より女性の表情が嫌な感じじゃない事を物語っていた。
「わっ……す、凄い変態チック」
そんな事を呟くも私の手は止まらなかった。SMプレイをしている犬コス女性が男性に言葉で責められ女性を支配するそんな私にとっては刺激が強い内容だった。
「よし、なかった事にしよう!!」
ソッと静かに本を閉じ元の位置に戻しなかった事にしようと自室に向かった。
(茉弘の同僚ってあんなのが趣味なのかな?)
先程の光景を思い出し、顔が熱くなる。思い出すシーンは女性が男性に支配される場面。と言っても暴力とかでは無く言葉で支配している所が印象的だった。
(私もいつか茉弘にあんな事を………)
言葉で支配される自分を想像してあ、何かいいかも。と彼になら何されてもいいと思っている自分がいる。こんな事は忘れたいのに頭からこびり付いて離れない。そしてある違和感を覚えた。
(何だか下がムズムズする)
先程見た本を思い出すと下半身がむず痒くなっている事に違和感を覚えた。忘れる為に今日の晩御飯何を作ろうとか彼はまだ帰ってこないのかと1人で1日を過ごした。
考えているうちに寝落ちしたのか外が暗くなっていた。
「あ、ご飯の支度しなきゃ!!」
急いで夕食の準備をする。今日の晩御飯は野菜スープとピーマンの肉詰め。冷蔵庫にピーマンとひき肉を取り出して調理をして時間はかかったがそれを終えて今はフライパンでピーマンを焼いている所。
「よし、出来た!!」
野菜スープとピーマンの肉詰めが完成したのでお皿を出しそれを移す。そうしている間に玄関の開く音がした。
「ただいま。弥生」
「おかえり茉弘!」
彼が仕事から帰ってきた。嬉しくて抱き着いてしまった。そんな私に彼は抱き上げお帰りのキスをしてくれた。
「可愛いな弥生は。」
「そんな事ないよ?」
褒められた事が嬉しくてつい顔に出ちゃうけどそれでも彼はそれを言わない。分かりきっているからね。彼は自室に向かい早業の如く服を着替えてからテーブルに座った。
「はい、茉弘今日の晩御飯だよ!」
「美味そう。流石弥生。」
ご飯と箸ピーマンの肉詰めと野菜スープをテーブルに置いた後得意げに言うと彼は私を褒めた。恥ずかしくなり早く食べてと食べる事を勧めた。美味しそうに食べ進める彼を見て私は満足感でいっぱいだった。作った料理を美味しいと言って貰えるって凄く嬉しい事だと。
「ご馳走様」
「お粗末さま」
手を合わせ食事が終わる合図。彼が食器を下げる為立ち上がりシンクに食器を水につけてから置いた。私は彼が置いた食器を片付ける為、食器を洗う。
「手伝おうか?」
「大丈夫ありがとう」
彼が食器を洗うのを手伝おうとしたが私は大丈夫だと良い断った。彼は分かった。と言い自室に戻った。
(優しいな茉弘は………)
彼の優しさを噛み締め食器を片していったのだった。
______________________
あの例の本の事は忘れ、日々を過ぎ去った頃。夜8時を過ぎた頃弥生は不安でいっぱいだった。
「茉弘、いつもより遅いな……」
そう彼の帰りが遅いのだ。いつもは早く帰って来るのに今日は遅いとなれば何かあったのではないかと不安になりつつもテーブルに座り彼の帰りを待っていた。
「ただいま……。」
不安の中彼が帰ってきた。ホッと胸を撫で下ろし安堵して玄関でおで迎えしようと席を立ち玄関に向かう。
「おかえり今日遅かったね。」
「あぁ、呑んだからな。」
確かに彼の周りからはお酒の匂いがした。彼が初めて酔っ払っているのだと考えどんな酔い方をするのか逆に楽しみでもあった。
「ん。」
突然彼が指を出した。何処か怪我したのかと両手で見るが怪我らしきものは無く傷一つなかった。
「茉弘?どうしたの?怪我したの?」
「あぁ、突き指した。」
私が聞くと何処かで突き指したみたいでどうしようとあたふたしてたら彼が距離を縮めて来た。
「舐めて。」
「ふぇ?」
いきなりの事で素っ頓狂な情けない声が玄関に響いた。彼がこんな事を言うのはきっと酔っているからなのだろう。
「舐めたら治りそう」
「あ……え……分かった」
治りそうと言われ彼の指を舐めた。ペロペロと舐める。
「うっ!!」
彼の指が動き必死に舐め続けたペロペロと言う音がちゅっちゅぱという音に変わり私は彼にされるがままだった。
「ん……は…ぁ……」
私の口内は彼の指によってぐちゃぐちゃになり、離した指は白い糸を引いていた。何だかイケナイ事をしているみたいで全身熱くなるのを感じる。
「いい子だ。」
不意に頭を撫でられる。褒められてドキドキと胸が高鳴る自分がいた。胸がキュウと締め付けられる感覚がした。
「いい子にはご褒美だ。」
「んぅ...」
彼にキスをされた。一時的に何が起こったのか分からず固まっていると彼は舌を入れてきた。
「ふぁ………んぁ………ぁ……っ…。」
クチュクチュと隙あらば中をこねくり回され私は口を塞がれていて全く息が出来なかった。そろそろ苦しくなった頃彼の口は私から離れた。
「はぁ…………んはぁ……は……。」
酸欠だったのを一気に空気を吸い、呼吸を整える。
「どうだ?気持ちいだろ。」
「はぁ……………ぁ…ん……。」
息を吸うのに必死で彼の返答は出来ずにいた。それが良くなかったのか彼はさっきとは違う表情になった。
「何だ、無視か?悪い子だ」
「?…………うっ!?」
酸素不足でろくに回ってない頭で何かを咥えさせるられる
「さっきと同じように舐めろ。」
「んっ………………………。」
彼は先程とは違う口調で言い放つ。私は咥えさせる物が何なのか真っ白な頭では分からずにいた。
「返事は?」
「ふぁい…………」
彼に返事を返す。そして言われた通り先程と同じく舐めるが指より太い気がするが、気にせずソレを舐める。
「んっ……………んぅ……………はぁ……。」
太いそれを舐めるのは苦労したが何とか舐める。
「弥生出すぞ。」
「?」
言われた事が理解出来ずにいるとビュールルと舐めていたソレから何かが出てきた。
「飲み込め。返事は?」
「ふぁ……い。」
グチュグチュするソレを言われた通りに飲み込んだ。
「口を開けろ」
「ふぁ……………。」
大きく口を開け飲み込んだ事を確認された。
「いい子だな。」
「ひゃぅ!」
首元を撫でられて体が反応してしまった。ゾクゾクしもっと撫でられたいと褒められたいと思うようになった。
「茉弘それしてもっと撫でて…………」
彼にもっと撫でて貰おうと彼を見て要求をする。彼も微笑みながら優しい手つきで弥生を撫でる。
「んっ……!」
敏感になった身体を触れられ、甘い声が口から漏れる。
「じゃあ、弥生の中に挿入れるぞ。」
「うん!」
ズプズプと中に指を挿入られる。最初はキツかったがほぐすうちにぐちゃぐちゃになり解れ、指が2本3本と徐々に入れるのが広くなりその間、弥生は声を押し殺し快感で頭が蕩けそうだった。
「あっ……ま…ひろぉ……もっと……」
解れた中が気持ちよくなり、甘えた声を出す。そして指から男性の性器を解れた中を一気に貫いた。
「そ……なっおく………いっきにぃ……あっ。」
「これが好きなのか?」
大きく腰を振り、弥生の中を突く。子宮の入口まで挿入り弥生は快楽に染まった。それを責めるかのように子宮の入口をグリグリと攻め、弥生は余程それが気に入ったのか声が出ず快感だけが身体を侵食した。
「しゅきぃ…まひりょ………」
「はっ呂律回ってないな」
パン、パンと抜いたと思ったら激しく突かれたりを繰り返され弥生の思考は突かれる度に止まり気持ちいい事しか考えられなかった。
「あっ………いくっ…………イク…!」
中を突かれ過ぎて弥生は快楽が頂点に達した。
「ふぇ…………なんれ………?」
絶頂寸前に止められ中に出し入れしてていた異物を抜かれて子宮がキュンと締め付けられる疼いていた。
「駄目だ。」
「イキたいぃ………」
腰を揺らし強請るが一向に挿入れてくる気配は無い。
「イキたいか?弥生」
「うん……イキたい…………」
不意に頭を撫でられ気持ちよくなる。茉弘は意地悪な顔で見つめた後考える素振りを見せる。
「まだ待てだ。」
「はぁ……………中切なくて苦しいよぉ……」
目で訴えかけるが茉弘は微動だにしない。弥生は無意識に腰を振りその様を見た茉弘はニヤリとしながら
「犬みたいだな。そんなに欲しいのか?」
「うん欲しい」
性器の方を見ながら言う。これ以上我慢ができない様子に茉弘は目を細める。
「じゃあ今日からお前は僕専用のメス犬だな。」
「あっ」
突然中を突かれ弥生の頭はチカチカして光った。さっきとは比べ物にならないくらいの快楽が押し寄せる。
「ほら、鳴いてみろよ犬みたいに。」
「あっん…………わん……わん!!」
乱暴にされているのにも関わらず子宮がキュンキュンと締め付けられ言う通りに犬の鳴き真似をする。それがまた弥生の身体が敏感になり耳元で囁かれただけで体が反応してしまうようになった。
「お前は犬なんだ犬なら犬らしく主人の言う事だけを聞け分かったな。返事は?」
「ひゃい!」
弥生は感じ過ぎて頭が蕩けてきている。そして茉弘は弥生の中をイジメながら言葉で支配する。それが気持ち良かったのか返事を返した。
「僕の事、名前で呼ぶなよ。分かったな。」
「ひゃいぃ……………あっイク」
ズンっと言う音と共に中を突かれる度にイキそうになる。弥生の目は虚ろで快感だけを感じている状態だった。
「イク時は主人に報告しろ、分かったな。」
「ふぁいイク………イキましゅあっあ"ぁ〜」
びゅるびゅると白い液体を中に出されお腹が膨れる程注がれる。ドクドクと中から出てくる白い液体。
「ほら、お前のせいで汚れた舐めろ。手は使うなよ」
「ふぁい、ご主人様。」
白い液体まみれの性器を差し出され、命令通り汚れた所を口の中に入れ舌で舐めとる。言われた通り手は使わず。
酷い扱いも好きな人故何でも出来る弥生は今この瞬間も幸せに感じていた。彼が他の誰でもない自分を使ってくれていると嬉々として感じ思っている。
「ん……はぁ………」
舌で舐め取り、綺麗になった所を見て彼はご満悦の様子。その表情で弥生はまた興奮してしまい下をキュンキュンしていた。
「いい子だ。犬なら首輪も必要だな。」
「んっ」
ポケットから何処かで買ったのか真新しい首輪を取り出し弥生の首に着けた。首周りを調節して弥生のサイズに合うように着ける。
「どうだ、専用ペットになった感想は?」
「あっ……しゅごく、しあわせれしゅ。」
呂律が回ってない舌で主人に感想を述べる。
「コレ外すなよ。外したらお仕置だからな。」
「ふぁいごひゅじんひゃま。」
首輪を人差し指で掴みながら耳元で囁いた。弥生はこの数時間で快楽に染まり主人のペットに堕ちたのだった。
「じゃあ、僕は寝るから。片付けとけよ」
「はい!!ご主人様」
茉弘はそう言い残し自室に戻った。茉弘が戻ったあともしばらく弥生は身体を動かす事が出来なかった。
(茉弘って酔うとあんな風になるんだ………明日覚えてるかな?)
(一応この首輪は外しておこう。外すなって言われたけど覚えてないかもしれないから。)
少し体が動くようになり白い液体と自分の中に出された物を取り出したいと考えシャワーに向かいシャワーした後汚れている所は雑巾で拭いてその後はフラフラしながら自室の引き出しに首輪を入れてベッドで気絶するように眠った。
最初のコメントを投稿しよう!