208人が本棚に入れています
本棚に追加
心細かったに違いない、そんなみゆの気持ちに気づいて上げられないなんて)
そこへ健志がやって来た。
「みゆちゃん、もう消灯時間はとっくに過ぎているよ」
「すみません」
「健志、俺は仕事がひと段落したら、みゆと一緒に日本に帰るよ」
「そうか、その方が俺も安心だな」
そして廉也とみゆは日本へ戻った。
みゆは廉也に抱いてほしくて、廉也にお願いした。
「廉也さん、私を抱いてください」
「みゆ」
廉也はみゆをベッドに組み敷いた。
みゆの頬に触れて、唇にキスを落とした。
みゆの身体が熱くなっていくのを感じた。
(ああ、廉也さんのキスは久しぶりでドキドキする)
廉也の唇はみゆの首筋を捉えた。
そして、バスローブを脱がせて露わになった胸のふくらみに唇を押し当てた。
「ああ、う~ん」
みゆは思わず甘い声が漏れた。
「みゆ、みゆ、愛してる」
「廉也さん、私も愛しています」
最初のコメントを投稿しよう!