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帰りのホームルームが終わり先生が教室を出る。
少し待って、私も教室を出て職員室に向かった。
職員室のドアをノックしてドアを開けると、先生がこっちに向かって歩いて来た。
「進路相談室行くぞ」
「…はい」
3部屋離れた進路相談室に向かう早足の先生に付いて行く。
向かい合わせに座った私の前に日本史の解答用紙が置かれた。
「どういうつもり?」
その言葉の意味をすぐには理解できず、私は目の前の解答用紙に視線を落とした。
全身が一瞬で冷たくなるのを感じ、手の平が汗ばむ。
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