束の間の幻影

終わった

「おい・・いつまで寝てやがる！」
第一騎士団長が俺を見て笑っていた。

「副騎士団長殿そろそろ休暇も終わりですよ
今回の休暇はいかがでしたか？
「暖かく平和な家庭を望まれていましたよね！」

連邦医療チームの野郎が俺を見て言った。
「・・あゝプログラミング休暇のアンケートかぁ？」
俺はプログラミング休暇のアンケートに適当に答えた。

騎士団長が言う！
「さぁ・・いつものように敵を殲滅に行くぞ！」

たった２４時間のプログラミング休暇・・！

五年後のプログラミング休暇は・・やはり暖かい家庭に・・いや・・美女と酒池肉林にしょうか・・でも今回のプログラミング休暇で・・やり残したAI幻影の子供ルークと遊ぶ・・きっと五年後のプログラミング休暇を俺はまたこのコースを選ぶだろう！

この殺伐として残虐で数千年もの血生臭い戦争世界から・・きっと少し肩が凝るけど・・暖かい家庭をまた選ぶだろうて・・それまで俺が生きていればの話しだけどなぁ。

ーENDー