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まだ見つけないといけないピースは山の様にある。
ただ今はそんな事より、どんな理由で此処に拳銃やナイフが飾られているのかが気になって仕方がない。
まずは飾られているサバイバルナイフを手にした。
この感触を私は覚えている。
ゆっくり瞼を閉じると脳裏に浮かんできたのは、無人島。
私は無人島でサバイバルナイフを使った事がある。
記憶がない私の頭の中に、何故、無人島が浮かんだのか分からない。
だけど無人島でサバイバルナイフを使っていたと思ったのは確かだ。
瞼を開け、サバイバルナイフを元の場所に戻し、ベレッタ92と呼ばれる拳銃を手にした。
これも使った事がある。
グリップを握った時、その感触を私の手が覚えていた。
記憶がないだけで、身体に刻まれたものは、身についているのだと再び思った。
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