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「族は潰れる事になるが、総長と副総長以外は身柄は拘束しない。
家がない者には住家を与える。
仕事がしたい奴には仕事も与える。
学校に行きたい奴には、行ける学校を探してやる。
それでも、バイクが好きで走りたいと言う奴は、煌蓮の配下として動いてもらう」
俺の言葉を聞いた総長らしき奴が、その場に居る奴等に向けて言葉を発した。
「俺から最後の指示を出す。煌蓮に従え」
その後、俺に向かって『メンツ達を頼む』と頭を下げた。
『少年院から出て来たら煌弥に拾ってもらえ』と言ってから、煌蓮のメンツに『連れて行け』と指示した俺。
総長と副総長がアジトから出た後、煌蓮のメンツ達は、族の奴等の名前や住所、そして要望を聞いている。
聞いた事を煌蓮総本部に居る拓海に、メールするメンツ達。
全ては、この街を守る為。
それが、煌蓮と言う組織団体。
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