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「玲ちゃん、1つ聞いて良い?」
『どうぞ』と答えた玲ちゃんに『烏って誰?』と聞くと、玲ちゃんは煌弥を指をさして『黒の烏』と答えた。
その言葉に、俺も拓海も涼も『ハハハハハッ!』と声を出して笑った。
黒しか着ない煌弥。
髪は漆黒、瞳だって漆黒。
醸し出すオーラも漆黒。
まさに玲ちゃんが言う様に、煌弥は黒の烏だと思った。
笑った後に『ピッタリじゃん』と言った涼。
煌弥は、ほんの僅か口角を上げている。
多分、気にいったのだろう。
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