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「私のミスは記憶を無くした事。 だけど、今は記憶を取り戻した。 私は、亡くなっていった子供達の為に、アヤナミの人間達を闇に葬りたい。 唯一私だけが、アヤナミの人間達の顔を覚えている。 アヤナミにの人間達に、私が殺されるか、私が全員を殺すか、それしかない。 出来ないなんて言葉は、私の中にはない。 不可能を可能にしていく。 それが私の生き方」 玲ちゃんの言葉に『上等だ』と言った煌弥。 俺達よりも、確かな腕を持つ玲ちゃんの生き方は不器用。 それでも、玲ちゃんは、ある意味、清々しい少女だと思えた。
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