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「玲を煌蓮総本部に迎え入れる。それと同時に俺は命を賭けて玲を守り抜く」 煌弥の言葉を聞いて『もちろん』と答えた俺。 『歓迎』『よろしく』と涼と拓海が言った。 「ありがとう。 なら、私は私の知識と技術を烏と煌蓮に捧げる。 私は守られるだけの女じゃない。 拳銃もナイフも自由に操る事が出来る。 高い所に登り、そこからどうやって降りるかも、身体に染み付いている」 玲ちゃん言葉に『てめぇらしい』と言った煌弥は、僅かに口角を上げた。 「煌弥、ロビーにメンツ達を集める」 そう告げてから、涼と拓海と一緒に部屋を出た。
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