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「…「陸」さん、「森」さん降伏して我々に協力して下さいよ… 悪い様にしない… あ、そう最高幹部の「雅」さん貴方も「龍」と「ユウ」に従うのですか?」 山神は諭す様に根気よく語りかけていた。 『山神! てめぇうるせえんだよ! 何語ってんだ! 「雅」こっちに来い…』 「雅」は警察突入を阻止するため格闘会場中央にいた。 そして「龍」「ユウ」がいる格闘会場入口に「雅」を呼び付けたのであった。 『お前達、分かるよなぁ? もう道は一つだ俺様「龍」について来て「ユウ」が描く新しい世界を創るんだ! おい!「雅」早くここに来い!』 「龍」に助けられ忠誠を誓った「雅」ではあったがその場から動くことはなかった。 しかし「雅」は少年院で「龍」によって救われた恩義があり「龍」「ユウ」がいる場所に向かい到着したのであった。 「新しい世界ね? 「陸」さん、「森」さん、そして「雅」さんもう「龍」と「ユウ」の戯言に付き合うのは辞めましょうよ?」 『テメェ! あたいが描く未来を否定することだけは許さない! 地獄に送るよ!』 『バッキューン』「ユウ」は山神の言葉に怒りを抑えられず銃を天井目掛けて発砲した。 「またですか? あなた方の取締役である「ユウ」と代表の「龍」はこんな血の気が多い人で使えなくなればモノの様に捨てる… そんな人ですよ? 分かってますよね? 繰り返しますがここで降伏して自首すれば悪い様にしない…」 山神は銃の発砲に臆すること無く淡々と語っていた。 すると、ギャラリーの頭に銃を突きつけていた「陸」と「森」に変化が… 銃をギャラリーの頭から離し俺たち警察が集まる場所に銃を向けたのであった…
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