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「魔界族」代表である「龍」取締役の「ユウ」そして幹部であった「陸」と「森」が警察に逮捕され1カ月が過ぎた。 それでもマスコミは毎日のように「魔界族」が行っていた悪気な犯罪を報道していた。 そして、主犯である「龍」と「ユウ」は極刑であり良くて無期懲役、最悪の場合は死刑になるとの憶測が飛び交っていた。 そのような事から取調べにおいて「龍」と「ユウ」の醜い主張が繰り返し報道されていた。 「ユウ」の主張として… 『あたいは全て「龍」の指示で犯罪を行っていたの? あたいの主張なんて「龍」は無視していたわ? あたいが芸能人に誹謗中傷していた事は認めるけどそれも全て「龍」の指示なの? あたいには野望など無いの?』 そして「龍」の主張として… 『俺は「ユウ」が描く新しい世界に賛同し犯罪を実行した。 「ユウ」は金の為にはなんでもする女だ… 俺はそんな「ユウ」に従った。 あと、何より「ユウ」の身体の虜になった? 俺は「魔界族」代表ではあるが犯罪行為である事業の判断は「ユウ」であるのだ…』 「龍」と「ユウ」は警察に捕まり極刑を受ける事になり日に日に恐怖が増しこの様な醜い言い訳を繰り返し述べていたのであった。 そして、裏カジノにギャラリーとして参加していたセレブ達は警察の取調べにおいて、大手芸能プロダクション代表の山際は「魔界族」からアイドルへの誹謗中傷による犯罪を警察に被害報告する事はなかった。 山際は人格が欠けていて「魔界族」から口止め金を握らされ私服を得ていたからだ… その為プロダクションはアイドルを誹謗中傷から守る事なく自殺や引退と言う被害を受けていた。 「魔界族」はプロダクション代表の山際と手を組み他の芸能プロダクションからゴシップ内容を入手し「魔界族」に情報を伝え山際は報酬を得ていたのだ。 そんな山際の刑期はまだ未定であり、ギャンブル好きな大物演歌歌手の東島吾郎は悪びれる事なく5,000万を払い保釈された。 また、政界では派閥金欲しさに裏カジノに参加した政治家及び健康食品会長も演歌歌手同様5,000万を支払い保釈されたのであった。
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