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4.
『桜井さんがやろうとしている「魔界族」への復讐…
はっきり言って一人では絶対無理です!
桜井さんは SNSやネットの知識が薄い…
それは命取りになります…
その一つは前にも言いましたがYahooやGoogleから「魔界族」なんて検索すれば誰が検索したのか簡単に分かるのです…
だから会社へ脅しの電話が…』
「なぜ、「リュウジ」はこんな事まで知っているのか?」
『桜井さんの会社に「魔界族」から脅し電話が掛かったこと…
分かりますよ…
俺は桜井さんの会社で使っているOutlookに入り込む事が出来るのですから…
「魔界族」と同じ事が俺は出来るのです…
「魔界族」は桜井さんに返事をよこせと言ってましたね?
「魔界族」には関わらないと確約書を出せと…
そして桜井さんは無視して会社を辞めた。
それは正解ですよ…
桜井さんのここまでの情報を俺は知っています…
それでも桜井さん「魔界族」への復讐一人でやりますか?』
俺は「リュウジ」の話しを聞き身震いしていた…
「俺が浅はかだったのか?
それとも「リュウジ」が無謀なのか?」
『俺は綾瀬刑事を殉死させた奴ら「魔界族」が許せない!
きっと家族もそうしろと…
あと、改心した俺は人道として誹謗中傷して自殺に追い込む「魔界族」を許す事が出来ない…
だから決意したのです!』
「でも「リュウジ」お前死ぬかもしれないぞ?
なんせ冷酷無比な「魔界族」なのだから….」
『俺はもう一回死んでいるのです…
誹謗中傷覆面「YouTuber」になった時に…
そして綾瀬刑事に救われたのです…
死など怖くありません!』
「分かった「リュウジ」協力してくれ…
返事を返そう…」
俺はそう思い返信する事にしたが最後に…
『桜井さん、あと一つ難解な事がそれは警察組織内に…?』
「あ、そうだ確か綾瀬…
上司である佐竹課長のことがおかしいと言ってたなぁ?」
「リュウジ」も港北警察署の刑事課長である佐竹の事も知っていたのであった。
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