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『桜井さんがやろうとしている「魔界族」への復讐… はっきり言って一人では絶対無理です! 桜井さんは SNSやネットの知識が薄い… それは命取りになります… その一つは前にも言いましたがYahooやGoogleから「魔界族」なんて検索すれば誰が検索したのか簡単に分かるのです… だから会社へ脅しの電話が…』 「なぜ、「リュウジ」はこんな事まで知っているのか?」 『桜井さんの会社に「魔界族」から脅し電話が掛かったこと… 分かりますよ… 俺は桜井さんの会社で使っているOutlookに入り込む事が出来るのですから… 「魔界族」と同じ事が俺は出来るのです… 「魔界族」は桜井さんに返事をよこせと言ってましたね? 「魔界族」には関わらないと確約書を出せと… そして桜井さんは無視して会社を辞めた。 それは正解ですよ… 桜井さんのここまでの情報を俺は知っています… それでも桜井さん「魔界族」への復讐一人でやりますか?』 俺は「リュウジ」の話しを聞き身震いしていた… 「俺が浅はかだったのか? それとも「リュウジ」が無謀なのか?」 『俺は綾瀬刑事を殉死させた奴ら「魔界族」が許せない! きっと家族もそうしろと… あと、改心した俺は人道として誹謗中傷して自殺に追い込む「魔界族」を許す事が出来ない… だから決意したのです!』 「でも「リュウジ」お前死ぬかもしれないぞ? なんせ冷酷無比な「魔界族」なのだから….」 『俺はもう一回死んでいるのです… 誹謗中傷覆面「YouTuber」になった時に… そして綾瀬刑事に救われたのです… 死など怖くありません!』 「分かった「リュウジ」協力してくれ… 返事を返そう…」 俺はそう思い返信する事にしたが最後に… 『桜井さん、あと一つ難解な事がそれは警察組織内に…?』 「あ、そうだ確か綾瀬… 上司である佐竹課長のことがおかしいと言ってたなぁ?」 「リュウジ」も港北警察署の刑事課長である佐竹の事も知っていたのであった。
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