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5.
「そうかやはり「リュウジ」も警察組織が変だと分かっていたんだなぁ?
あ、返事を…
そうか通話接続の設定をしてそれから…
ヨシ、送信…」
「プヮ…プヮ…プヮ…」
するとテレグラムより通話連絡が入り「リュウジ」である事を確認し電話に出た。
『桜井さんですね?』
「ハイ、桜井です…」
『この通話は99.9%外部に漏洩することはありません…
俺はこの世に100%は存在しないと思っています…
すいません余計な事を言って…
言いたい事は俺と桜井さんの通話は「魔界族」に知られる事はないという事で安心してください…』
「分かりました…
でも「リュウジ」さんメールで覚悟を伺いましたが…
協力してくれるのですね?」
『あ、桜井さん今後「リュウジ」さんでは無く「リュウジ」と呼んで下さい…
やりましょう桜井さん…
覚悟しています!』
「それと俺の方が4つ上だけど桜井さんでは無く「晃」って呼んで欲しい…
もう敬語は要らないから…」
『分かりました「晃」敬語は辞めます…
そして今後二人ですがチームでの行動となるので気がついた事などなんでも連絡出来るように…』
「了解「リュウジ」!
そこで提案があるのだが…
この電話での情報交換だけなのか?
それともアジト…拠点を設けるか?
しかし、拠点がバレないように?
もし拠点を設けるとしたら俺が用意する…」
『ありがとうございます…
行動するには拠点は必要だと?
それと初めに警察組織内での癒着…
「魔界族」との関わりを調べるためにも?
う…ん拠点?』
「俺が考えている拠点場所は港北警察署付近で人気が少ない場所をと…」
『そうですね場所はお任せします…
俺からの条件はそこに住んでいる事を知られないこと…
出来れば一軒家でその物件を買取ること…
そしてその家はしっかりしたセキュリティと防犯…
但し、そのセキュリティと防犯は俺が作ります。
あと、絶対警察に拠点を知られない事?
「晃」出来るか?』
「探してみる…
条件はなるべく沿えるようにするが全ては難しい…」
『そうだなぁ…
出来るだけ近い条件にしてくれ頼む…』
「分かった、また連絡する…」
『最後に伝えるが「晃」まず初めに港北警察署に探りを入れてくれ…
刑事課長でる佐竹の部下に…
くれぐれもYahooやGoogleで警察関係の事を検索しない様に…
あくまでも港北警察署に出向いて佐竹の部下に課長の行動を聴き出して欲しい…
そして連絡してくれ…
その時拠点についても…
俺は訴状がバレない方法でネットで調べて見るから…』
「宜しく頼むな!」
「魔界族」の復讐に向かって「リュウジ」と共に動き出した。
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