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14.
「龍」たち「魔界族」は廃墟ビルを購入し裏カジノ事業を始める事にした。
裏カジノはポーカー、バカラ、ブラックジャック、ルーレットなど一般的なカジノゲームを行う他に独自の配当として通常の1.5倍に増額した競馬・競艇・競輪などノミ行為を行い提供する場所としていた。
『おい、俺の構想は…
購入した廃墟ビルは外観を変える事無くそのままにして、5階建てのビルの4階をポーカー・バカラ5階をブラックジャック・ルーレットとする…
営業は深夜のみ行う。
そして競馬などのノミ行為は屋上の特設部屋でテレグラムを使って投票される…
ターゲット…
お客さんは完全会員制として暴力団幹部や組長そしてギャンブル好きな政治家や芸能人などとする。
絶対この裏カジノがバレない様に完全送迎制として駐車場を設けない。
まあ、周りは草むらだからそう怪しまれる事は無いと思うが?
お前ら何か意見があるか?』
「…「龍」この裏カジノが今後俺たちの事業の支流となるのか?」
『そう思うか?』
「え、違うのですか?」
『裏カジノは副業だよ…
この裏カジノは情報収集の場所と俺は考えている…』
「情報収集?」
『そうだよ、この裏カジノに集まったしたたかな奴ら…
特に政治家や芸能人だ!』
「そいつらから何の情報を得るんだ?」
『まあ、それはやって見れば分かる…
あと、佐竹を客にしたかったのは警察官を抑えればこの裏カジノは怖いもの無しになるからなぁ…
クック…』
「龍」はニャケタ顔を幹部である「雅」「陸」「森」に向け何故この裏カジノを副業とし情報収集の場とするのか語り始めた。
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